瀬尾製作所についてCompany

富山県高岡市について

日本海側にある能登半島の右側に富山湾があります。その富山湾に面している県が富山県です。富山県はブリやホタルイカ、白エビなど豊富な海産物が水揚げされる海に面している上に、南側には3000m級の山脈が連なる、山と海に囲まれた自然豊かな県です。
気候は富山県の全域が豪雪地帯のため、平野部でも50cmを超す積雪がある年もある一方、夏は国内でも最高の気温を記録することがあり、四季の変化が大きい場所です。
その富山県の西側に位置するのが高岡市で、県西部の中心的な都市に位置します。伝統工芸高岡銅器、高岡漆器からアルミニウム工業も発達し、幅広いものづくりを得意とする都市です。

高岡銅器について

富山県高岡市。『高岡銅器』と呼ばれる伝統的な仏具や花器、銅像、美術工芸品などを製造する一大産地です。古くから金属加工業が盛んな土地であり、約400年余りの歴史があります。慶長16年(西暦1611年)加賀藩初代藩主、前田利長公が高岡への入城の際、城下町の繁栄をはかるため産業政策の一環として、西部金屋(現在の砺波市と高岡市の市境)から、現在の高岡市金屋町に7人の鋳物師を招き、工場五棟を建てたことが始まりとなります。金屋町のほとりに流れる千保川は当時、庄川の本流であり100m程度の川幅がある大きな河川でした。近くに良質の川砂が採取でき、水も大量に使え、鋳物の産地として適した土地であった金屋の鋳物師は、加賀藩の手厚い保護を受け、高岡の金工は産業として大きく発展していきました。

利長公は高岡への入城後、五年でその生涯を閉じます。その翌年、徳川幕府は「一国一城の制」を定めたため、金沢城を持つ加賀藩は高岡城を廃城としなければいけなくなり、高岡の武士は金沢へ移住しました。藩主利常は利長の菩提寺瑞龍寺がある高岡を廃墟にしてはならないと、武士が移住し人口が急激に減少した高岡で、町人の転出禁止令を出すなどして、工商の町として発展させるように配慮しました。このようにして高岡の鋳物産業の基盤は利長公、利常公によって約400年前に作られました。

当時、鋳物で作られていた製品は、砂鉄を原料とした鉄鋳物による鍋、釜、農機具の鋤、鍬、その他、台所用品が主に生産されていましたが、やがて銅器の鋳造も併せて行われるようになりました。これが現在の伝統的工芸品に指定されている高岡銅器の始まりになります。
高岡の金属工業は比較的小規模の職人集団で原型や鋳型を作り、地金を溶解し、型へ溶解した金属を流し込んで鋳物を作り、それに着色または象嵌、彫金など施して仕上げまで全て一貫して行っていました。産業も発展し需要が大きくなると、それぞれが専門職として成り立つようになり、分業化されていきました。製品を作る各工程を専門で担当し、分業化することによって産地としての生産性や技術自体も向上し、今でも多彩な金工の技法が存在する産地となっています。

富山みどころマップ

マーカーをクリックすると、おすすめのスポット情報が表示されます。
他県の方に、富山県の魅力を少しでもお伝えできれば嬉しいです。

  • 瀬尾製作所

    瀬尾製作所

    近くにお越しの際は是非お寄りください。

  • 伏木曳山祭り

    伏木曳山祭り

    5月15日、GWも終わりなんとなく疲れているこの時期は、このお祭りに行くことをおすすめします。「いやさー、いやさー」の掛声のもと、ぶつかり合う曳山は必見です。

  • 高岡 金屋町

    高岡 金屋町

    江戸時代より鋳物で栄えた町です。この街でつくられた塩釜やお寺の鐘は全国各地方で使われました。御印祭と呼ばれるお祭りが6月にあり、鋳物の作業唄弥栄節の街流しが行われます。

  • 二上山

    二上山

    標高274m、高岡の最高峰の二上山は登山道も整備されていてハイキングにぴったりの山です。約1時間30分ほどあれば頂上まで登りきることができます。能登半島国定公園の一部のため、自然林が残されており、新緑から紅葉まで景観も楽しみながら上ることができます。頂上も休憩場所が整備されているので、お弁当を持って頂上で食べるのもいい感じです。

  • 伏木港

    伏木港

    春には富山湾の特産、ホタルイカが大量に海岸に向かい「身投げ」を見ることができます。春、新月の夜、生暖かい日という三拍子が揃うと身投げするホタルイカを捕まえようと考える人々が海辺にいっぱいになります。

  • 氷見 雨晴海岸

    氷見 雨晴海岸

    雨晴海岸 海越しに立山連峰が望めます。

  • 海王丸パーク

    海王丸パーク

    夜のライトアップがとてもきれいです。

  • 新港大橋

    新港大橋

    2層式の大きな橋です。通常上は車道、下は歩行者用の道ですが、富山マラソンになるとランナーは上の道を走ることが出来ます。 晴れた日に見える立山は壮大です。

  • 氷見沖

    氷見沖

    氷見港で水揚げされるブリが有名で、海の幸が豊富です。富山県で盛んな定置網での漁獲で様々な日本海の幸が市場に並びます。休日にはボートに乗って氷見沖に釣りに行きますが、イルカが多く住み着いていて、まれに釣りにならないくらいの大量のイルカに船が囲まれることもあります

  • 千保川

    千保川

    春には桜がとてもきれいな遊歩道になります。
    夏には蛍が見れることも。散歩におすすめのコースです。

  • 瑞龍寺

    瑞龍寺

    曹洞宗のお寺で高岡の観光名所です。緑の芝生と広い空と穏やかな時間を過ごせます。

  • チューリップの
    出荷が多い砺波市

    チューリップの出荷が多い砺波市

    春のチューリップフェアでは、街全域にチューリップが咲いています。チューリップソフトがおいしいそうです。

  • 南砺市

    南砺市

    世界遺産に指定された合掌造りがあります。静かに合掌造りと景色を楽しめるのでおすすめです。

  • 井波彫刻

    井波彫刻

    彫刻で有名なこの街は、さまざまなものが彫刻で作られています。バス停もそのひとつで、探しに行くと楽しいですよ。井波は開町620年の歴史のある町です。

  • 散居村

    散居村

    5月 田植えの季節になると水田と夕日が一望できます。

  • 松川遊覧船

    松川遊覧船

    富山城の外堀の遊覧船です。桜のシーズンになると多くの花見客が訪れます。春のうららかな陽気の日には行きたくなる場所です。

  • 春の立山キャンプ

    春の立山キャンプ

    春の立山は、雪の壁がつくられ多くの観光客が訪れます。登山をする人も多くいます。立山では雷鳥を見ることが出来ますよ。

  • 八尾 おわら風の盆

    八尾 おわら風の盆

    昔からの唄と踊りのお祭りです。会社の他県出身者が見に行った時の感想は、とても素敵で自然と涙が出たそうです。

  • 滑川・魚津

    滑川・魚津

    ホタルイカの身投げが見れます。海の中に見える青い光はとても幻想的です。