ものづくりへの取組Manufacture

素材について

真鍮

金色の素材で少し温かみのある色合いが特徴の真鍮は、銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金になります。身近で真鍮が使われているのは5円玉硬貨で、その他にも楽器のフルートやトランペットでも使われています。楽器にも使われるほど音との相性が良い素材のため、瀬尾製作所では仏具のおりんなどで使っています。

ステンレス

鉄とニッケル、クロムを混ぜあわせた合金のステンレスは、身の回りではスプーンやフォークでよく使われている素材です。錆びにくく強度もある素材のため、建材にもよく使われています。当社では雨が常に流れる鎖樋の耐食性を高めるため、筒、竹、玉などに使われています。

赤っぽい色が特徴の銅は、電気を伝えやすい素材で電線に使われています。金属の中では柔らかく伸びやすいことも特徴で、叩いて伸ばして形を自由に作れるため、様々な場所で使われてきました。屋根や雨樋で使われることも多く、徐々に美しい青色に変色することから、当社では鎖樋の網代、水雲の素材として使っています。