ジャーナルJournal

設計の打ち合わせ

こんにちは、今回は第一回目のジャーナルに続き、事務所改修工事についてのお話になります。

 

瀬尾製作所は本社事務所部分の改修を通して、仕事のしやすさ向上、お客様との接点を増やすこと、働く人たちへのより良い環境づくりを目標に内装工事中です。改修は事務業務の影響を少なくするために1期工事と2期工事に分かれており、ようやく1期工事が終了したところです。2期工事を含めた完成予定は現時点で夏頃、費用も手間もたくさんかかりますが、将来の会社としての成長を目指し頑張りたいと思います。

 

昨日は設計を担当頂いているJunioDesignの前野さん、以前からいろいろな場面でお世話になっている大工の山田さんとの月1回程度の打合せがありました。JunioDesignさんは当社の製品開発にも携わっていただいていて、10年以上前からご縁がある設計事務所さんです、今日は前野さんが東京からお越しいただきました。山田さんも会社のいろんな改修、トイレや部分的な造作工事などで以前からずっとお世話になっています。

 

1期工事で完成した打合せスペースでこんな感じで打合せをしています。

 

 

2期工事も意匠や計画は決まっているのですが、細かな部分での詰めは必要で定期的に打合せが必要です。

 

設計として実現したい意匠と、大工さんとして経験から来る懸念点、施主としての使いやすさや長年この場所を使う立場での想像、など様々な視点から計画はブラッシュアップされていきます。

 

 

こちらは今の仮の事務所で将来は食堂になる予定の場所です。2期工事が完了した時には事務所は再度移動します。

 

南向きでさんさんと日が当たる場所です。(すでに暑くなりつつあります。。)日光さんさんは元気になる感じがして良いのですが、夏が来ると大変なことになりそうで、この写真は早めに日光を遮るロールカーテンを設置するために相談している場面です。

 

こちらはもともと使われなくなった女性用と男性用の浴室があり、浴槽を埋めて平らにして部屋にした場所です。工場の建築から約50年、お風呂は時代の流れと共に徐々に使われなくなり、設備も劣化が進みこの場所はほぼ誰も立ち入ることがない所となっていました。

 

使われなくなったお風呂もきっと2代目社長が働く人たちにより良い環境をと考えて作ったものでしょう。わたしたちもその考え方をそのままに、リノベーションを通して再構築し、働く人たちにより良い環境を提供できればと思います。